引っ越し 先候補を絞り込んで下見を行い確定させたら、いよいよ次は引っ越し先との契約です。ここでは、一般の賃貸契約についてふれていきます。
引っ越し 先の賃貸契約時において、首都圏の場合、入居するにはおよそ家賃の6カ月分が必要といわれています。その内訳は、礼金が2ヶ月分、敷金が2ヶ月分、仲介手数料が1ヶ月分、前家賃(入居を開始する月の家賃に相当します)が1ヶ月分です。ただし、礼金や仲介手数料が不要の物件もありますから、6ヶ月分というのはあくまで目安という想定でよいでしょう。しかし、引っ越し費用や家具の新規購入費用も含めると、実際にかかる費用は6ヶ月分より多くなります。できるだけ余裕を持って予算を組んでおきましょう。
引っ越しでは、上記のように、いろいろな名目の金銭が発生します。礼金は、賃貸住宅に入居するとき家主に対して支払うお金です。一種の契約料と考えてもよいでしょう。礼金は賃貸住宅から退去しても戻ってきません。敷金は「保証金」です。敷金はあくまでも預けておく金銭ですから、賃貸住宅から退去するときに原則的には戻ってきます。ただし、賃貸住宅から退去する際に、家賃を滞納している場合や、入居者の負担で部屋を補修する必要がある場合には、その金額が敷金から差し引かれることになります。仲介手数料は、家主と入居者との仲立ちをしている不動産会社に支払う金銭です。この金額は最大でも家賃の1ヶ月分以内と法律で決められています。実際には、この限度額いっぱいまで(つまり1ヶ月分ちょうど)を支払うケースが多いようです。前家賃とは入居を開始する月の家賃のことです。例えば、3月に契約を済ませて、4月から入居を開始する場合に、契約の時点で4月分の家賃を前もって支払うことになります。なお、月の途中から入居する場合は、前家賃として、その月の家賃(入居する日から月末までの日割り家賃)と翌月分の家賃を、一緒に支払うことが多いようです。この場合、前家賃は1ヶ月分を超えることになります。
引っ越しの契約では、万一に備えて各種の保険を付帯する場合もあります。特に最近は、入居者が自分のお金で損害保険や共済などに加入することが条件になっているケースが多くなってきています。この費用は1万円から2万円程度のことが多いようです。加入手続きは不動産会社が代行してくれます。また、防犯のため、ドアノブの鍵の付け替えをするケースもあり、この費用が発生することがあります。
引っ越しの際、新入居者が未成年者の場合は親権者の同意と保証が必要になります。未成年の方の場合はこのことも確認しておきましょう。引っ越しの契約は長期で高額のケースになることが多いので、契約内容には必ず目を通すようにしましょう。疑問点は契約締結前に法律に詳しい方に相談されておくこと大切です。